テレビのブースター

茨城県ひたちなか市高場のこの場所で、ファミリー動物病院を開業してそろそろ10年になろうとしています。
１０年ともなるとそろそろ色々な物が壊れていきます。
去年くらいから時々テレビの写りが悪く、天気のせいかな？とかアンテナのせいかな？と思いつつも、特に何もしなかったのですが、3日前とうとう完全に写らなくなってしまいました。

屋根裏を覗くために上に登って確認したところ、アンテナからの電波を増幅するブースターの電源が接触不良を起こしています。
スイッチを押し込めばきれいに写るが放すとダメになる状況だったので、奥さんに持ってきてもらったガムテープを張り、なんとか応急処置完了です。

と、思っていたのも束の間、暑さのせいかガムテープが伸びてしまい、またまたテレビが見れなくなってしまいました。
昔からテレビやオーディオの配線は得意だったので、ヤマダデンキにて新しいブースターを購入。
新しいブースターは利得も上がって地上波デジタル対応になり、以前よりコンパクトになっており、今回問題になっている電源スイッチも無くなっていました。

昼休み、ご飯もササッと済ませ、無風で暑い上に真っ暗な屋根裏でゴソゴソ取り付けを開始します。
ケーブル先端の処置で戸惑い、設置には汗だくになって30分くらいかかったでしょうか。
携帯電話からスタッフに電話をかけ、テレビの写りを確認してもらいました。

私　　　「今テレビつけてみて」
スタッフ「つけました」
私　　　「どう？写り？」
スタッフ「普通です」
私　　　「写りは良い？悪い？」
スタッフ「普通です」
私　　　「きれいか汚いかで言ったらどっち？」
スタッフ「・・・どちらかと言えば・・・きれいなほうかな。。。」

屋根裏での私の苦労を知らないスタッフはあくまで冷静に答えていました。
頑張って作業をしていた私としては、嘘でもいいからきれいって言って欲しかったんですけどね。