熱中症の時期です

梅雨明け後、猛暑が続きますね。


茨城県ひたちなか市中根のクリス動物病院のブログにもありましたが、ここ数日、熱中症の危険性が高くなっています。

室内犬なら飼い主さんと一緒の時はエアコンを入れてもらえますが、飼い主さんが留守の時や、車に置いていかれた時、暑さ対策なしで室外で飼われている時など、熱中症のリスクが高まります。

今日来られて治療したワンちゃんは外犬なのですが、去年までは大丈夫だったのが、突然今日熱中症になってしまいました。

高齢になった事や、持病の心臓病の悪化に加えて、暑さのせいか飲水量も減っていたようです。

なんとか体温は下げられましたが、まだまだ安心できる状態までは回復していません。

熱中症にならないよう、室内で動物を飼っている場合は、高めの温度設定で良いので、冷房か除湿運転で昼間エアコンを入れておいて下さい。

外犬の場合は冷たい水を日中何度も入れ替えてあげる事、氷をかじらせたり、日陰を作ってあげて、体温の上昇を防いで下さいね。

熱中症が疑われるとき、例えば体を触ると熱いとか、グッタリして息が荒れているとか、全然食べないし水も飲まない様な時は、早めに動物病院に連れて行って下さい。

処置が早ければ助かりますが、時間がかかると取り返しのつかない場合があります。

今年はまだまだ暑い期間が長そうです。

どうぞ皆さんご注意下さい。