日展入選おめでとう！

私の母親はずいぶん昔から陶芸をやっています。
先日、県展（茨城県芸術祭美術展覧会）に入選したというメールがあってすごいなぁと思っていたら、日展(日本美術展覧会)にも入選したという連絡がありました。
なんでも今年は日展開催100年の節目の年で、今年開館した六本木の国立新美術館で展示されるとのこと。
http://www.nitten.or.jp/100.html
本当におめでとう！

私がまだ小学生の時は津田公民館にある釜を借りて、比較的小さいものをこしらえていました。
もちろんその頃は他の人と一緒に焼かなければならず、焼成温度や、酸化、還元焼成など、なかなか自分の思い通りにはいかなかったんだろうと思います。

もともと自分のやりたいことには正直で、父親もそれを最大限アシストする人だった事もあり、私が大学生の頃は庭にプレハブを建てて、念願の持ち釜を作ることが出来ました。
それからは末っ子の私が手を離れ時間に余裕も出来たのでしょう、好きな陶芸にかけられる時間やエネルギーが増えていきました。
そして、今まで以上に真剣に作品と向き合えるようになり、かなり大きな大作を作るようになりました。

月日は流れ、何度か県展にも入選し、県知事賞ももらい、月に何度か陶芸教室を開き、生徒さんに陶芸を教えるようになりました。
実家のプレハブにあった釜は、常陸大宮市（旧山方町）の山中につくったアトリエに移動し、生活の拠点はほとんど向こうという生活が最近は続いています。
環境が作品に影響するのか、向こうに行ってから日展に入選することができるようになってきました。

何かと忙しく思うようにいかないこともあったようですが、がんばって作った甲斐がありましたね。
これからも無理しない程度に、好きなことを続けていって欲しいと思います。

写真は車庫の上にあるベランダに掴まっている（木に登ったふりしている!?）小学生の時の私です。
ちょうどここあたりにプレハブ内の釜の煙突が設置されていたんですよ。

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タグ：日常 陶芸

コメント 2

日展・・・・・大変なことですね
おめでとうございます
by toraneko-tora (2007-10-23 11:33) 

toraneko-toraさん、nice&コメントありがとうございます。
私は芸術には疎いので詳しいことは分かりませんが、大変なことなんでしょうね。
子供達（私たち兄弟）でなにかお祝いしようかどうか、話をしているところです。
by ふあみど (2007-10-28 15:33)