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よろしくお願いします。
動物看護師募集
ファミリー動物病院では現在看護スタッフを募集しています。
*募集条件*
動物専門学校卒業、もしくは卒業見込みの方。
動物が好きで、飼い主さんと笑顔で接することができる方。
詳しくは電話でお問い合わせ下さい。
TEL 029-270-3939
※診察時間内でお願いします。詳しくはHPをご覧ください。
http://www.chrys-family.com
感受性試験 [健康のための話]
現在の動物医療の現場では、やむを得ず抗生物質の効能に頼らざるを得ない場面が多々あります。
一方で抗生物質を使いすぎると耐性をもった細菌が出てきてしまい、本当に必要な場面で効かないという困った事態になってしまいます。
この写真はsensi-vetという感受性試験の結果ですが、赤く反応している部分(抗生物質が効かない)が多く、透明な部分(効果の期待できる抗生物質)が少ないです。
今回はニューキノロンのバイトリルが使えたので良かったですが、同じニューキノロンでもウェルメイトは効果無しという結果が出ています。
耐性菌は出現させないことが一番なのですが、そのためには飼い主さんの理解と協力も必要です。
軽い外傷の場合は洗浄、消毒のみで十分な場合があります。
ただ、その場合でも人間用の消毒液や塗り薬は使わないで下さい。
舐めてしまうと問題になることがあるのと、動物には使えない成分の場合があります。
動物病院で診察を受けて、どうしたらいいかご相談下さい。
また、飲み薬があったほうが安心という飼い主さんはその旨を伝えて下さい。
ある程度の外傷からは抗生物質の投薬が必要になってきます。
その場合は次のことを守って下さい。
1.投薬回数や投薬期間、タイミングの指示を守ること。ずれてしまうと抗生物質の血中濃度が下がってしまい十分な効果が出ないことがあります。
2.次回診察の日を守ること。見た目で良くなっていても継続治療が必要な場合があります。また良くなっていない場合は詳しい検査をしたり、治療法を変更する場合があります。
3.薬を飲ませられない場合、飲んでいても状態が悪くなってきた場合にはすぐに相談すること。体質的に薬が合っていない事も考えられます。無理して投薬すると体力の消耗や誤嚥の危険性が増しますので注射に切り替えるか、飲ませ易い剤型に変更します。
当院から飲み薬を処方された時、もし疑問や不安が出てきましたら電話で構わないのでご相談下さい。
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